夏のドライブ用プレイリストを作ってみたよ!
夏のドライブ用プレイリストを作ってみたよ!(なんかエモいの中心に)
1.coldrain - "No Escape"
まずはドラムのイントロから始めましょう。
エモいサビでテンションも上がるはず。
2.JAWEYE「CRACK」
うねるようにスライドするギターをつかまえて。
意外にも控えめなドラムがエレクトロサウンド。
3.MAN WITH A MISSION - "Get Off of My Way"
定番かつ安定のミクスチャー。
ベースが出しゃばらないレッチリみたいな感じ。
クセがなく、どなたにも楽しんでいただける味わい。
4.Fact - "A Fact Of Life"
かぶりもの繋がりでこちらもどうぞ。
とりあえず"Don't you think, so?"って叫んでおけば楽しい。
5.FAT PROP - "SHINE"
キレイ系お兄さんのピアノロック。
癒し系ボイスと、ピアノ、テレキャスターのアンサンブルってモテそうですよね。
6.Fear, and Loathing in Las Vegas - "Scream Hard as You Can"
あ、ちょっと長いドライブで飽きてきちゃいました?
そんなあなたにベガスをどうぞ。
シンセとピアノの音色の使い分けと、印象がガラっと変わる中盤からの展開を楽しんで。
7.Go-qualia - Cochma
小休止。
もはやバンドですらない、というツッコミ置いておいて。
ちょっと耳を澄ませてみて。
8.moumoon - "トモダチ/コイビト"
ああああもう可愛いなぁもう!
「とろけるチョコレートのような恋の味」ですよ!
クランチなギターとゆるふわコーラスの、こういうベタベタなのが好きなんです。
9.ONE OK ROCK -"じぶんROCK"
スネアのサクサクとした触感と厚めの楽器隊の対比が楽しい。
必要以上に主張するタム回しと歌詞は厨二病、だがそこがいい。
10.androp - "Roots"
なんか青春の匂いがする一曲。
格好つけて洋楽とかメタルとか聞いちゃう青春を送ってきた人にも。
5月に読んだ本
5月に読んだ本
物理学者、ウォール街を往く。―クオンツへの転進
一人の研究者の半生を描いたドラマとしてとても面白い。美しくも厳しいアカデミズムの世界から去った理論物理研究者であり、一時は実務家であると自覚する程に成功を収めたのにもかかわらず、終章の「あらゆる事象を説明できる金融モデルは存在しない」という結論は味わい深い。金融工学は世界を正しく記述しているわけではなく、物理学もまた(金融工学ほどでないにしろ)正確ではない。それでも物理や真理への渇望を感じさせる筆致に悲哀を感じる。14章は後で読む。
読了日:05月23日 著者:エマニュエル ダーマン
たましいのふたご 上 (Feelコミックス)
読了日:05月21日 著者:三原 ミツカズ
ドッペルゲンガーの恋人 (星海社FICTIONS)
とてもいい。(ある意味)身分違いの恋、二人の関係が壊れていく過程とその断絶が綺麗に描かれてる。一見ラブストーリーかどうかは疑問に感じる部分もあるけれど、やはりラブストーリーなのだと思う。
読了日:05月11日 著者:唐辺 葉介
2012年5月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
奨学金募集サービスの違和感
なんかもう衝撃を受けすぎて寝れなかったから書いたもの。
その原因がこれ↓
簡単に言うと、学費のない大学生が寄付を募っているページ。
http://studygift.net/

率直なところそれほど切迫しているわけではなさそうに見える(iPhoneもパソコンも持っているみたいだし)。まぁ当人の状況はさておき。そもそも、あのサービスを起こすことやサービスが成り立ったという実績が重要であり、それ以外の全てはカムフラージュであるような気がする。今回もそうであるという根拠はないが、Webではそういうことが結構ある。
なので、書かれていることを真に受けて、投資対象としてどうかとか、この人の人格とか、そんなことを真面目に考えても煙に巻かれるだけなので、そういう観点はスルー。
話を戻す。
それでも、このページを開いた時に価値観がぐらぐら揺さぶられるのを感じた。確かなものが少ない中で考えると抽象的になってしまうのだけれども、なんとか書き表してみたい。
1)経済状態と生活レベルの不一致
お金のない人はお金のないなりの生活をして、お金が必要なら頑張ってバイトするとか、どうしても立ち行かなくなったら大学止めることになっても、仕方ないことだろう。
しかし、頭が良い人はWebを使ってこうやってお金を集め、使うことが出来る。労働をするわけでも、価値を生み出しているわけでもないのにお金が集まるというのは、一般庶民の日常的な感覚からはかけ離れている。
2)等価交換の崩れ
もう一つの違和感の原因は、等価交換が著しく崩れているところだ。
顔や人となりをよく知っている人には、お金をあげることができる。あるいはビジネスとして対価に見合う価値があると考えられれば、お金を出すことが出来る。
しかしこれはそのどちらでもない(見る限りでは)。
ビジネスみたいなやり方をプライベートに持ち込んでいるのだけれど、お金をもらうことに対する対価(持ち物に広告を貼る、写真を贈る等)が小さすぎる。ほとんど価値がありそうもないのに契約は成立している。感覚的な価値の尺度とはかけ離れているのが驚きであり、違和感の原因だろう。
3)自分のプライベートな部分を完全に他者に依存すること
友達が食べているお菓子を一口もらう程度ならば気軽にできるけれども、支出の中でも極めてプライベートな生活費や学費を不特定多数の人からもらうというのは抵抗がある。
それは生きるために必要なものを完全に他者に依存することでもある。それが多くの場合は親であったり奨学金機構などの公的機関であるから、それほど危険はないのだろうけれど、生きるも死ぬもお金をくれる人の心持ち次第であるとすれば、自立心や尊厳が失われているような気さえする。
もっと驚きなのは支援している人がいるらしいということである。(正直な話、データはいくらでも改ざんできるのだけれど)。大学時代にお金がなくて苦労したというから支援したいと考える人と、面白そうだからお金を出してみる人が半々くらいだろうか。
こういう価値観についていけないのが自分の古さではあるのかなぁ。
なんだか、全体的に疑り深い文章になってしまっているけれども、新しい価値観に直面して混乱している中で、少しずつ確かなものを積み上げて思考したかったのです、と言い訳してこの文章を終える。
一年が経ちますが。
震災から一年ですね。
まぁいろいろありましたね。
科学とは。
復興とは。
知性とは。
作為とは。
人は簡単に会えなくなってしまうし。
それでも世界は回っていく。
■他人に何ができるのか。
テレビでは災害で困っている人たちの映像が繰り返し流れて、ネットでもああでもない、こうでもないと、議論だかつぶやきが溢れかえっていた。果たして自分は何が出来るのか。自分の若くて健康な体を使って肉体労働をするのも別にいいんだけど、そんなことを出来る人はたくさんいて、別に自分じゃなくてもいい。
誰でも出来るようなボランティアの効果は経済的に見ると別に大したことはなくて(経済的以外の利点は多々ある)、それならその近くで人を雇えるだけのお金をあげればいいし、その方がその地域でお金が回る。
当時は就職活動*1でそれなりに将来について思いを巡らせていたので、大きなインパクトのある出来事であった。そんなこんなで今現在、専門的な知識を身につけようと、学生生活を延長してるのも少なからず関係がありそうである。
■復興について。あるいは、強権的な決断をしないことが、唯一の間違わない方法。
今回の津波の被害を受けた地域で、住民はそこに住み続けるべきだろうか。もう一度同じような津波が来たらまた被害が出てしまうのだから、政府が居住を禁止して同等の住まいを安全な場所に確保すべきかもしれない。しかし住民にとっては住み慣れた土地を離れたくないという心情もあるだろう。
津波や放射線の知識を持たない住民を上手く導くのが政府や知識人の役割であろう。ノブレス・オブリージュって言うほど格好いいものではないけれど、地位や知識、教育の機会が与えられた人間は、結果について責任を持つべきであるはずである。*2
■自分が他人の人生をどうこうできると思うな。
誰かの人生が良くなるように(幸せに、では必ずしもない)考えを巡らせるのだと、その範囲は際限なく広がっていって、結局、考えるべきことが多すぎて手に負えなくなる。
それはある程度の無関心であり、綺麗に言い換えると意思の尊重。何もかもを上手くやろうとすると疲れるから、利己心と利他心を上手くコントロールして、利他の範囲を適度に保つのが楽ちんに生きていくコツなのかもしれない。
■そうはいっても。
堂々巡りのようであっても、考えること自体は少なくとも悪いことではないはずである。知性を軽んじる人や国に未来は無いと思う。なんとなく。
「自壊する帝国」
■自壊する帝国
現代のアメリカ的な正義や良心の対局にあるものとして共産主義の理念を体現したソビエトとその崩壊には興味があった。
結果から言うと、ソ連という巨大な帝国が自壊した理由は分からない。本書で書かれているのは、一つには社会主義が人々の欲望に負けたから、あるいはトップが帝国を束ねる社会主義を信じていなかったから。理由はいくつか述べられているが、科学的無神論を基本原則にするマルクス・レーニン主義を民族が打倒した。足場を失ったロシア共産党はロシア正教と手を握ることとなった。その過程にクーデターとロシア共産党の失墜があり、ソ連の構成国の独立があった、というだけのことにも感じる。
■作者について
自分には書籍主義のようなものがある。価値のある情報をだけを体型立ててまとめられた文章を読むことで、最も効率的に正しい情報が得られると考えているからだ。故に豊かな見識をもって綴られた著者の「国家論」は非常に面白く読んだし、知性や己の職業に対する著者の姿勢には敬意すら抱いている。
著者の知識は書籍という過去の情報を簡潔にまとめた情報も多いが、情報屋として現在進行形の生きた情報から情勢を分析している。それらは消化して知識になってしまえば同じだけれども、自分の血肉として取り込むまでの過程は全く別のものだ。
生の情報は不確実性が高く、その確実性を高めるために情報源の確保や裏取りをする。25%の情報で100%の戦況を理解せねばならない、とナポレオンが言ったとか言わないとかという話もあるように、刻々と変化する状況の断面を切り取った情報は、自分の身の振り方にも大きく影響を与えるものであることが多い。
■職業的良心
作者のボキャブラリーの中でのキーワードになるであろうこの言葉。情報を使って仕事をする外交官として、情報源となる人間には鋭い観察眼を向けている。頭脳明晰であるがも女性関係にはだらしないモスクワの学生サーシャと深い付き合いを続けるが、親しくない相手に機密を喋るような男を低く評価することに躊躇しない。その辺りのバランス感覚は著者の経験に依るものであろうが、相手の職業(政治家であれ学生であれ)で見た能力や公平性を見ているのではないだろうか。
クプツォフ共産党副議長との会話
「現在のロシア共産党がやろうとしていることには、いくつも時代錯誤的なことがあるよ。それでも人間の平等と尊厳を求める共産主義の理念を掲げ続けることには意味があると僕は考える。僕は共産主義の理念とロシア国家に残りの人生を捧げることにしたんだ。こういう生き方があってもいいんじゃないだろうか」
(中略)
「筋を通すということの重要性を私はロシア人から教えられました。結局、筋を通す生き方をしたほうが幸せなのだと思います」
「個人的には確かにそうだろうね。僕もそういう生き方が好きだ。しかし、政治とは現実に影響をあたえることだからね。そうなるとどこかで妥協しなくてはならない。建前論のように聞こえるかも知れないけれど、国家と国民の利益にかなうかどうかが唯一の基準だと思う。政治の世界で、建前論は案外重要なんだ」
2011年のFXの振り返り
2011年のFXまとめー。12:01。
年の瀬なので、というわけで一年分の取引の収支を出してみたら、とりあえずプラスで一安心。元本割れするような大損をすることもなく、危険なところには飛び込まないチキントレーダーとしてはぼちぼちの成果なような。*1
■日銀の為替介入(二度)
これがドル円トレーダーにとっては恐らく今年で一番大きなニュース。朝の10:30くらいから正午くらいまでで3円くらい上がったような気がする。国策の流れは強すぎて逆らえないので、今度あった時に売り持ちしてたら即座に精算。
■ユーロ債務問題
ギリシャとかイタリアとか(今後はスペインも)、何かとユーロ圏の話題が多かった今年。秋くらいにユーロのレートが謎の上げを見せていたのは、今考えるとECBの国債買い入れだったのかなぁと推測。
■今後について
とりあえずドル売りユーロ売り、円買いでぼちぼちやっていきたい。ずっと前から言われている事だけれど日本の国債もそろそろ危ない、みたいな話もあるのでちょっと危険な雰囲気が漂ってきたらすぐに全部決済しよう。
今年一年を振り返ると、「噂で買って事実で売る」という投資の格言っぽいものはある程度的を射ているのかなぁと思ったり。ただユーロに関しては、ユーロ危機が根底に流れ続けているからなのか、比較的大きなニュースが出た後も断続的に上げる(下げる)イメージなので(要検証)その辺りは柔軟にやっていきたい。
■2011年私的ベスト本
FXとは関係がありそうでなかったりするこの本は、今年読んだ本の中で一番取引に生きたアドバイスをくれる。暴騰・暴落は、最先端の金融工学の知識を持った人が思っている以上に存在するということと、そういう状況に陥った時にどうすべきか、について考えられる。
![ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質 ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41snE5NgDHL._SL160_.jpg)
- 作者: ナシーム・ニコラス・タレブ,望月衛
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
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*1:明日賭け金を全額吹き飛ばす可能性もあるけど
「ザ・クオンツ 世界経済を破壊した天才たち」
■コイン投げのゲーム
コインの表が出れば二倍に、裏が出ればゼロになるゲームをするとする。
例えば賭金一万円で一万人のプレーヤーがいるとすると、10回を終えた後に、計算上は一人のプレーヤーが残っていて、資産は1024万円*1。
人々はその人達を能力があると賞賛し、その人はドヤ顔でコインが投げられる時の精神状態を語ったり、必勝法なんかを語るかも知れない。
でもその人が勝ったのはただの運。投資も同じだ。
効率的市場仮説が浸透して市場参加者が大きくなればなるほど、一人あたりの利益は小さくなる。それに対してヘッジファンドは賭け金の拡大と複雑な金融商品の開発で応えた。結果的にはブラックボックスを制御しきれず、膨れ上がったベットによって押し潰されたわけだけれども。
■真実を追い求めるロマン。
市場という予測不可能なものを予測できるものを探求するのは一つのロマンだ。しかし市場は科学者たちが考えたほど精緻でも厳密でもなかった。人の心理という美しくないノイズが入り込む。そしてそれは高度な数学で編まれたモデルを破壊した。
サブプライム危機の引き金を引いたのは低所得者層向け住宅ローンの焦げ付きだったが、その焦げ付きの影響を広げてしまったのは投資銀行であり、その片棒を担いだのがクオンツたちだった。恐らくこれは認めても良い事実であると思う。
■金融危機を超えて
金融危機の後、多くのヘッジファンドはレバレッジ(賭け金)を引き下げた。タレブやマンデルブロの言っていることが正しいかはさておき、市場は完全ではなくノイズが発生する。
クオンツたちはその影響をベル型カーブで算定したけれども、実際はそれよりも大きいらしいことが分かった。いわゆる規格外の動きを示すファットテールに一撃で叩き潰されないように、体力の回復を待てる余力を持とうというわけ。
その根拠はやはり大数の法則にある。モデルが正しくても予測を大きく外すことはあり得る。ただし何度も試行を重ねればいずれ正しい値に収束するであろう、と。
ただ、それには十分に多くの試行が必要だ。彼らがノイズと見なす国家レベルの金融政策やロシアのような債務不履行、FRBの利下げなどの突発的なイベントは中長期のスパンで見ると案外頻繁に発生する。私はそこに矛盾を感じてしまう。もちろん、世界の第一線で活躍するストラテジーにはその程度のことは織り込み済みなのだろうけれど。
"資本主義は機能する。自由市場も機能する。もちろん、過剰に走ってしまう面もあったが、経済システムは今、その過剰部分を締め出しにかかっているところだ。経済はそうやって機能するものだ -Clifford Asness-"
*1:2の10乗